【感想】映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」(ネタバレ?あり)
こんばんは!
お久しぶりの投稿です。
10月は燃え尽き症候群の長男に毎朝泣かれ心がすり減っておりました。笑
そして収入については9月を若干超えたとだけ。
ちょっとずつ収入が増えてきていて嬉しいので晒したい気持ちもあるのですがもう充分でしょうと。
歴1年半、子ども2人、作業時間1日3~4時間の在宅ライターの収入は能力やジャンルにもよりますが6万円前後です!ということだけ。笑
さて本題!
久々に映画を見てきました。
「一粒の麦 荻野吟子の生涯」
公式サイト↑こちらです。
日本で初めての女性医師、荻野吟子さんの生涯を綴った映画。
タイトルは聖書の「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」から。
近親者が出演していたのでそのご縁で、という軽い気持ちで映画館へ。
とんでもなくマニアックな、収容人数30人ほど?という感じの映画館。
今は無き吉祥寺バウスシアターを彷彿とさせる…
そんな映画館で、始まった本編。
私の身内は早々に出番が終わりまして。笑
演技をしている姿はほぼ初めて見ましたがさすが女優ですよね(当然)。
素敵でした。
正直ストーリーに関してはそこまで期待しておりませんでしたが(おい)
とっても良かったです。
まずなんといっても主演の若村麻由美さんがとにかく美しい!
年頃の若い女性を演じている時は可愛らしく、晩年の吟子おばあちゃんの時はどっしりと。
声まで変わるのね~。どの若村さんもステキでした。
そんで吟子さんが恋する13歳年下の男性は山本耕史さん。
イケメン!眩しかった。笑
北海道開拓に行って木を切っているシーンは全然木切れてなくて頂けなかったけど。笑
そりゃ恋するでしょこんな若者いたら!って感じの人でした。
明治時代、まだ男尊女卑が厳しく、女性は結婚して子供を持つことが役目だと言われていた頃に、結婚したくもない相手から性病を移され、子どもができないからと姑にいびられ。
「学問をしたい」「女性のための医者になりたい」と男性たちに紛れて勉強し、自ら動き、本当に女医になった吟子さん。
出会ったのがクリスチャンで年下の彼で、2人は自分たちの子がいない分、孤児や姪っ子に愛情を注ぎ、人のために生き続けたんですね~
とっても深いお話で、最後はホロっとしました。
映画についてはもう少し、「ここはこうしてほしかったなぁ」と思う部分もありましたが…
これから見る人もいるかもしれませんしまぁ、ね。笑
ただ山本耕史の姉が妊娠していたことはもう少ししっかり前置きしてほしかった!
いきなり子供産んで死ぬのやめて!と・・・
それだけは強く思いました。ハイ。
男女平等が当然、女性が働きやすい社会を目指そう!みたいな風潮の現代ですが。
今、私たち女性が堂々と自分の権利を主張し、幸福を語れるのは明治・大正・昭和を生きた女性たちの頑張りのおかげなんだなと改めて感謝。
そして、私自身も母として、妻としてやるべきこともたくさんあるけど、1人の人間として、女性として、人生の喜びや達成感を得られる行動を起こしていきたいなと思いました。
それが何かは、具体的には分からないけど。
分からないものの、ここではないちょっと遠い場所で、新たな出会いや仕事から刺激をもらったりしたいとは思うのよ。
あとずっとあるのは、東京にちょこちょこ行ける仕事を見つけて、大好きな人たちに定期的に会いに行くこと。
くだらないかもしれないけど、私には大切なことだから。
やっぱりこれは叶えたいなぁ。
頑張ろう。
と言う訳で。
とても良い映画でしたので、お近くで上映のある方はぜひ足を運んでみてください。
ちけっとぴあなら割引もありますよん。
さてさて。
今週金曜は祖父母参観日。
長男希望により終わったら給食前に早退して、皆でカラオケに行こうと言うことになってます。
私は参観日には行けないけど、成長した姿を見せてくれるといいな。
なんやかんやで今年も終わりに近づいてきましたので、大掃除やら忘年会やらの算段をしつつ、年賀状作成にも取り掛かりたいところ…
頑張ろう。
頑張って生きよう。
ではまた。