おばさんのひとり言

2児の母である私の日記と雑記。将来の夢は好きなことをぼやいて飯を食うこと

大前光市さんワークショップと息子の成長

こんばんは。

6月も終わりですね~。

とにかく暑くて梅雨どこ?みたいな1か月でした。

そして月末に突然の連日雨・・・

変な天気ですわ。

 

そんな6月は夫が出張続きで10日間しか家におらず。

実家の手助けもありつつ、でも20日ほぼワンオペということで。

疲れた。ただただ疲れた。

それでも頑張って家事に育児に内職に頑張ったわ~

収入は集計中だけど、5月越えたと思われる。嬉し。

 

というわけで7月も頑張る!んだけどアレです、もっと本読もう。

心の栄養大事だなーと思いました。

 

そんな6月最後となった今日(日付変わったから昨日かな)は、大前光市さんのワークショップでした。

そもそも大前さんとはどういう方かと言いますと

 

岐阜県下呂市に生まれる

中学時代に卒業生を送る会の演劇で主役を務め、舞台に興味を抱く

ダンスの道を志したのは、岐阜県立益田高等学校(現・益田清風高等学校)在学中で、アルバイトで費用を賄いつつ高山市のダンス教室へ通った大阪芸術大学へ進学し、バレエを専攻する大阪芸術大学を卒業後、国内有数のバレエ団の入団オーディションの最終選考直前に飲酒運転の車に後ろから撥ねられ、左脚のひざから下を失う。4ヶ月の入院を経て、ダンスの練習を再開する。前述のバレエ団の入団オーディションに挑むも3年連続で落ち、バレエ団からもプロにはなれないと宣告を受ける。しかし、健常者の動きを追究するのではなく、別の方法を模索するようになり、様々な形状の義足で試行錯誤を繰り返した。事故から6年が経ち、通常の義足よりも5センチメートルほど短い義足で踊った場合に、自然な動きが出て、これが評価されることになる

2016年のリオデジャネイロパラリンピック閉会式では、約2分間ソロで演技し、4回連続のバク転を披露した

2017年第68回NHK紅白歌合戦では平井堅が歌う『ノンフィクション』とのコラボレーションを展開した

(出典:ウィキペディアWikipedia

 

すんばらしい経歴を持たれる義足のダンサーです。

パラリンピックのソロダンスもみたけどめっちゃくちゃかっこよかった・・・

そんな大前さんのレッスンを生で受けられる!ということで3歳からOKのキッズダンスに長男を連れて行ってきました。

 

ワークショップはとても独創的で楽しい内容で、見ていてあっという間に終わってしまった。

大前さんは気さくで子供と同じ目線でお話をしてくださるので、参加したお子さんたちはとっても楽しそうでした。

途中からは靴を使ってダンスをするというか、足に乗せたり頭にのせたり腕に乗せたり指にひっかけたり・・・遊びを通して体を動かす的な感じだったかな。

いろんな子供の発想を「それいいね!」「そういうの好きだ!」と褒めて褒めて盛り上げてくださるので、子どもたちも「これは?」「見て!」とどんどんいろんなことを披露していて、子どもの柔軟性に驚かされました。

 

最後には大前さんがダンスを1曲披露してくださり、それがまた素晴らしいこと!

ピンスポット1つ、シンプルな「さくらさくら」の曲に合わせてほとんどセンターから動かずに踊る姿が非常に美しくしなやかでした。

義足の先についていた靴?を道具として使い、そこから桜吹雪を出すという発想も面白かったです。

独特な世界観と空気で、会場がシーンとして、子供も大人も皆大前さんのダンスに惹き付けられました。

もっと見たかった><

 

そして私も午後の大人向けコースに参加したかった・・・

まだ行けます!って言われたけど疲労の蓄積にプラスして大雨でめっちゃテンション下がって・・・

貴重な機会だったのになぁ。またの開催お待ちしてます。笑

 

そんな楽しいワークショップだったのですが、長男は始まる前から「ママも一緒にやってよぉ~」とシクシク泣きだし。

前半、ずっと泣いてた。

舞台でやってたから舞台上に響きわたる我が子のすすり泣く声・・・

参加者の中では小さい方だし、無理矢理連れてきた感すごくて申し訳なくて仕方がなかった・・・

途中、靴を取りに来た時にお水飲ませて落ち着かせて「上手にできてるから泣かないよ、頑張っておいで~」と言ったらそこからは口を「へ」の字にしながらも泣かずに最後まで一生懸命やってました。

 

てか、そもそも泣きながらも一生懸命やってたのよね。

自己紹介も泣きながら名前言ってたし、みんなでコレやろう!ってなった時もエンエン泣きながらみんなの真似して頑張ってた。

戻って来るかと思ったけど1度もこっちには戻らず、他の子たちと同じようにやろうやろうって必死に頑張ってた。

 

なのに私は、泣き声がうるさくて先生がやりにくいんじゃないかとか、動画撮ってる人の迷惑になるんじゃないかとかそんなことばかり考えて、途中ですごくイライラしちゃったの。

いや、実際うるさかったしね・・・よその子なら「平気やで~」って言えるけど、我が子だと周りにゴメンナサイと思うのも当然だろうし・・・

 

でも本当に頑張ってたんだよね、泣いてた時も泣いてない時も、私の方を見るけどこっちに戻ってくることなく、先生にくっついて見て、動いて。

靴を投げてみよう~ってなった時はすごく楽しそうにやってたし、そこから走ったりもニコニコやって、記念撮影の時はケロっとしてた。

 

誤解の無いようにしつこく言うけど。笑

先生のレッスンは本当に最高だったよ!

 

ただウチの場合、家でめっちゃ踊るから良い機会だろうと私が申し込んだから、本人が行きたいと言ったわけじゃないのよね。

だから終わってみたら楽しかったと言いつつも、やっぱりどこか緊張や不安が勝ってしまった部分も大きかったみたい。

可哀想なことさせちゃったかなとちょっと落ち込んだりもしたけど、やっぱり素晴らしい先生のレッスンが受けられるのも、知らない人と何かをすることも、滅多にできる経験じゃないから、結果的には息子が新たな体験をする良い時間になったと思う。

 

というか、私が、息子のそういう一面を見て感動できたっていうのが嬉しかった方が大きいのかも。

 

お調子者でみんなを楽しませてくれる長男だけど、本当はいっぱい甘えたくて。

保育園も行けば楽しいけど別れる時は寂しくて泣きだしそうなのを一生懸命ガマンしてる。

人懐っこくて誰とでも仲良くなれるけど、実は人見知りで、自信がなかったり不安だったりする時はいつも私の顔を見てる。

 

そんな息子の良いところも弱いところも、自分がいっぱいいっぱいで時々見失ってしまう。

そして、この子は大丈夫って妙な安心をしてしまって。

今日はあぁやっぱりこんなんじゃだめだって、気づかせてもらいました。

息子が、じゃなくて私がね。

 

もっと彼を見て、彼の良いところを伸ばして、弱い部分はもっともっとフォローしてあげないと。

言葉が通じるからガミガミ怒ってしまうことも多いけど、まだたった3歳の子どもなんだってことを、良い意味で忘れてはいけないなと。

 

それにしても、息子、本当に成長したなぁ。

最近は顔つきまでお兄ちゃんだもんな。

全て保育園のおかげ。

変な言葉も覚えてくるけど。笑

 

保育園といえば、今度の木曜日は参観日。

保育園で息子がどんな風に過ごしてるか、楽しみでもあり不安でもあり。

とにかく見に行ってみよう。

 

そんな感じで。

あ、7月だ。

今月も頑張りましょう。